【訳は正しいが。。。】

こんにちは。
お店の接客英語専門
出張英語スクール「マリア」の甲斐ナオミです。

現在、午後3時半ごろですが、
毎日この時間になると太陽が眩し過ぎて
パソコンの画面が見づらくなります。(笑)

さて本日は
「お待たせしました」
にまつわるエピソード。

先日、都内のお店で
ランチコースを頼みました。

お食事中ずっと英語で
しゃべっていたのですが
それに気付いた店員は
お料理を出す度に

Thank you for waiting.
テンキュ フォ ウェイリン

と言っていました。

最初は気にならなかったのですが
ドリンクを出すとき、
前菜を出すとき
ポタージュを出すとき
メインを出すとき
デザートを出すとき、、、

その都度、

Thank you for waiting.

これは
「お待たせしました」
の訳で、訳としては正しいです。

I’m sorry for the wait.
ですとマイナスなイメージが強いので

「お待たせしました」
は、私もいつも
Thank you for waiting
と言いましょう、と教えています。

問題は訳ではなく
このフレーズを使う場面。

日本語では、料理を出すとき
「お待たせしました」と言っても
不自然ではないのかもしれません。

でも、
Thank you for waiting.
は実際に相手を待たせた時のみに
使います。

今回、私たちは
ずっと会話をしていたので
「待っている感」が全くなかったです。

これが、例えば30分以上待って
やっと料理が出てきた、という場面でしたら
Thank you for waiting.
…あ、でも30分以上でしたら
むしろ
I’m sorry for the wait.
の方が適切かも…^^;

ちなみにこれは研修先の支配人から
伺った話ですが、
日本人のお客さまは割とせっかちで
お料理がどんどんと良いペースで
出てくるのを期待するのに対して
欧米人は驚くほどゆっくりペースだと。

そうしますと、
余計に
Thank you for waiting.
を言う必要がないかもしれませんね^^

ではどういう時に
Thank you for waiting.
が適切なのか?

席の用意ができるまで
お客さまを少し(数分)待たせた場合。

電話がかかってきて、
担当者にかわります、と言って
担当者が出るまで数分かかった場合。

など。

ちなみに先日のお店の話に戻しますと、
店員はどう表現していれば
自然だったでしょうか。

そうですね、、、

例えば

Here you are.
ヒゥ ユ アー
「どうぞ」

または

This is pumpkin potage.
ディスィズ パンプキン ポタージュ
「こちらはカボチャのポタージュです」
と品物の名前を直接言いながら出す、、

あたりが良い感じです。

「お待たせしました」
Thank you for waiting.
は相手を本当に待たせたときだけに使いましょう♪

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〇13:50~15:20
〇15:30~17:00

<12月8日>

〇13:50~15:20
〇15:30~17:00

<12月14日>

〇12:10~13:40
〇13:50~15:20

<12月20日>

〇10:30~12:00
〇12:10~13:40
〇13:50~15:20
〇15:30~17:00

<12月21日>

〇12:10~13:40
〇13:50~15:20
〇15:30~17:00

<12月27日>

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★編集後記
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日本語で「サンキュー」と言うと
カジュアルすぎる印象があるかもしれませんが、
英語のThank you. は「ありがとうございます」
とも訳されるように丁寧な表現なので、
接客の場面向きと言えます。
友人同士で使う場合のThanks. よりも気
持ちのこもったお礼の表現です☆

 

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